G 3459:2012 まえがき この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,一般社団法人日本鉄鋼連盟(JISF)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。 これによって,JIS G 3459:2004 は改正され,この規格に置き換えられた。 なお,平成 25 年 4 月 19 日までの間は,工業標準化法第 19 条第 1 項等の関係条項の規定に基づく JIS マーク表示認証において,JIS G 3459:2004 によることができる。 この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。 この規格に従うことは,下記の種類の記号に関して,次に示す特許権の使用に該当するおそれがあるので,留意する。 種類の記号 発明の名称 特許番号 設定の登録の年月日 SUS315J1TP 熱間加工性および温水中での耐食性に 第 2602411 号 1997 年 1 月 29 日 SUS315J2TP 優れるオーステナイトステンレス鋼 上記の特許権の権利者は,非差別的かつ合理的な条件でいかなる者に対しても当該特許権の実施を許諾する意思のあることを表明している。ただし,この規格に関連する他の特許権等の権利者に対しては,同様の条件でその実施が許諾されることを条件としている。 この規格に従うことが,必ずしも,特許権の無償公開を意味することではないことに注意する必要がある。 この規格の一部が,上記に示す以外の特許権等に抵触する可能性がある。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権等に関わる確認について,責任はもたない。 なお,ここで“特許権等”とは,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権をいう。